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オンラインセミナーで改善サイクルをまわす!

こんにちは、ディレクションやリサーチを担当している福島です。


フェンリルでは現在、オンラインセミナー「コ論」を定期配信しています。
# 0 から始まり、# 1、# 2と計3回開催してきました(来週#3が開催されます!)



わたしは運営メンバーとして、配信の検証やサポート、アンケートの作成を担当しています。
今回はアンケートを利用して配信の改善をした話を紹介します。

はじめてのオンラインセミナー

社内向けの配信は何度かされていたものの、外部に向けたオンラインセミナーを実施するのは初めての試みでした。ノウハウも溜まっていない状況からのスタートです!

はじめてということもあり、配信環境に不備がでないか、気づかないミスがでないかなど、不安なことも多かったためアンケートではセミナーの内容に関する満足度だけでなく、快適に視聴できたか等の配信の環境に関する質問項目を設けました。

当日はフェンリルの全スタッフにも配信のアナウンスをしていたので、社内のアンケートも分けて作成しました。社内の方からは、より具体的なアドバイスや意見を記載してもらえるようにしました。

アンケートから見えた改善点

音声不調は不満が上がりやすい
計3回の中でもっとも多かったのは音声不調に対するご意見でした。

音声が聞き取りづらいと視聴者側の満足度に大きく影響がでてしまいます。とくに普段からテレビや配信動画を見慣れている視聴者だと比較しやすく気づきやすい問題でもあります。

はじめての#0と、登壇者もリモートで登場した#2ではリハーサルを重ねていたものの当日トラブルが発生してしまい多くのご意見をいただいてしまいました。マイクトラブルは環境が変わると起きやすく毎回慎重に進めています。

音声関連で言えば、他にも登壇者の飲料を飲む音が入ってしまう、他の音がはいるなどもありましたが事前に対策が打てるものは改善しました。

Q&Aの時間が足りない
初回の配信では、登壇者に時間の把握、進行、Q&Aの読み上げをお願いしていましたが、実際にやってみると登壇しながら実行するのが難しくスムーズにできませんでした。

アンケート結果からも時間が足りなかった等の意見が多く集まりました。
#1 からはリアルタイムでQ&A用の miro を作成して登壇者が読みやすくしたり、スムーズに進行できるように読み上げる司会役に入ってもらうなどの対策をしました。

目を離すとわからなくなる
「何の話題を話しているのか目を話すとわからなくなる」
「誰がしゃべってるのかわかりづらい」等のオンラインセミナーだからこそ上がってきた意見もありました。

初回では登壇者の名前や役職は、開始すぐに表示していましたが、2回目以降は常時表示しています。また話題のテロップ表示や、Q&Aの内容をリアルタイムで表示させていくなど、まるで収録編集した映像のような視聴体験ができるように改善しました。

コロナ対策が気になる
コロナ対策として距離を保つだけでなくアクリルボードやマスクなどを導入していますが、初回はアクリルボードのみだったため気になるというご意見も多くいただきました。登壇者や運営側も安心して配信できるよう2回目以降はアクリルボード+マスクと十分な対策をして臨んでいます。

まだまだ細かいことを書き出せばありますが、以上が主に改善したことです。

アンケートを収集することで、運営側だけでは気づかなかった改善点を多くいただくことができています。ご協力いただいた方、ありがとうございました!

今後も皆様のアンケートを活用して、よりよいセミナーになるように改善・向上していきます!

次回のコ論は9/29(火) 15:30から!

# 3 は「コロナをきっかけに考えるモバイルとブランディング」です。フェンリルの最高デザイン責任者とクリエイティブディレクターの対談です。ぜひご視聴ください!
※視聴には事前申し込みが必須です。以下公式サイトよりお申し込みください。


執筆者:福島 菜穂

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